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コラム第41回が掲載されました

コラム第41回が掲載されました。一戸 辰夫(広島大学原爆放射線医科学研究所 血液・腫瘍内科研究分野 教授)HTLV-1のルーツを探る

ATLに対するJCOG1111試験再開について

 成人T細胞白血病・リンパ腫に対するインターフェロンα/ジドブジン併用療法とWatchful Waiting 療法の第 III 相ランダム化比較試験(JCOG1111)」登録再開についてのニュースです。
 この臨床試験はコラム第15回でも紹介されていますが、くすぶり型、慢性型のATLを発症している患者さんを対象としています(一部除く)。2013年9月より、JCOGの臨床試験として、ATLに保険適用のないインターフェロンαとジドブジンを用いてこの臨床試験を行い、この治療法が有効かどうかを調べて、両薬剤のATLに対する薬事承認(保険で使えるようになること)を目指しています。
 試験薬剤の入手方法変更の必要が生じたため新規登録を今年度から中断しておりましたが、準備が整い、今月より国立がん研究センター中央病院、国立がん研究センター東病院、国立病院機構九州医療センターで新規登録が再開されました。これから順次、他の実施医療施設でも本試験の登録が再開されていきます。目標症例74例に対し、これまでに31名の患者さんが登録されています。インターフェロンα/ジドブジン併用療法は、海外ではATLの標準治療の1つとみなされています。くすぶり型、慢性型ATLを発症している方で関心のある方は下記をご覧になってください。

◇適格基準、実施医療機関、問い合わせ先など、詳細につきましては下記URLを御参照ください。  
http://www.ncc.go.jp/jp/ncce/division/jcog1111/index.html

コラム第40回が掲載されました

コラム第40回が掲載されました。山野 嘉久(聖マリアンナ医科大学 大学院 先端医療開発学 教授/難病治療研究センター 病因・病態解析部門 部門長)信じること

キャリねっと運営研究班の変更のお知らせ

 キャリねっとの運営母体になっておりました「厚生労働科学研究補助金(がん対策推進総合研究事業)HTLV-1キャリアとATL患者の実態把握、リスク評価、相談体制整備とATL/HTLV-1感染症克服研究事業の適正な運用に資する研究」が昨年度末で研究期間を終えて終了したことを受けて、新たに「厚生労働行政推進調査事業費補助金(がん対策推進総合研究事業)ATL/HTLV-1キャリア診療中核施設群の構築によるATLコホート研究(研究代表者 内丸 薫 東京大学新領域創成科学研究科)」により運営を継続することになりました。
 また、運営責任者である内丸 薫の移動に伴う所属の変更を反映致しました。キャリねっとの運営自体はこれまでと全く変わりません。今後ともよろしくお願い致します。

コラム第39回が掲載されました

コラム第39回が掲載されました。渡邉 俊樹(聖マリアンナ医科大学特任教授)山口一成先生の一周忌に寄せて

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