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コラム

次回予告

次回第111回コラムは、広島大学病院血液内科 特任教授 進藤 岳郎 先生です。5月初旬配信予定です。どうぞお楽しみに。

第80回 小出 馨子 昭和大学医学部 産婦人科学講座 講師

昭和大学病院産婦人科のHTLV-1外来について  私は2015年からこの外来を担当しています。週1回1時間の完全予約制です。対象はHTLV-1キャリアと診断された妊婦さん・褥婦さんですが、HTLV-1抗体スクリーニング検査の結果が陽性・判定保留(確定検査未実施)の妊婦さんが受診されることもあります。受診者さんの約8割が他院で妊婦健診を受けられていることもあり、初診時の受診者さんの状況はさまざまで…

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第79回 梅北 邦彦 宮崎大学医学部内科学講座 免疫感染病態学分野 准教授

HTLV-1と関節リウマチ  HTLV-1の主な感染標的はCD4陽性T細胞です.このT細胞は,関節リウマチや膠原病の病態に深くかかわっている細胞の1つですが,HTLV-1が感染したT細胞は,膠原病やリウマチの病態にどのような影響をもたらす可能性があるでしょうか?また,近年目覚ましい進歩を遂げている関節リウマチの治療薬は,異常な自己免疫反応を調整・抑制することで効果を発揮しますが,一方で正常な免疫…

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第78回 倉光 球 国立感染症研究所 血液・安全性研究部 主任研究官

PVL測定の標準化に向けての取り組み  みなさん、こんにちは。国立感染症研究所の倉光 球と申します。HTLV-1感染の検査に関する基礎的な研究に取り組んでいます。HTLV-1 PVL測定の標準化に向けた取り組みについて、紹介させていただきます。  ご存知と思いますが、HTLV-1の感染が判るとプロウイルス量(PVLと略されます)の測定が医療機関でフォローする重要な情報となります。これは血液の中…

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第77回 時田 章史 クリニックばんびいに院長/東京小児科医会理事/日本小児科医会公衆衛生委員会委員

 はじめまして、港区白金台「クリニックばんびいに」の院長で、小児科医の時田章史(ときたあきふみ)と申します。ばんびいにBambiniとはイタリア語で“こどもたち”の意味です。キャリねっとの運営をされています、東京大学医科学研究所の内丸薫先生の病院からは徒歩3分の距離にあります。  2014年から厚生労働省の班研究に参加させていただき、HTLV-1のキャリアーのお母様から生まれたお子様のフォローア…

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第76回 八木下 尚子 聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター 講師

HAMねっとのご紹介  キャリねっとの皆さま、はじめまして。 聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センターの八木下尚子と申します。  今回は、私たちが運営するHAM(ハム)患者さんのレジストリ「HAMねっと」について皆さまにご紹介させていただきます。  HAMとは、HTLV-1キャリアの方の約300人に1人が発症する神経の病気です。全国のHAM患者さんは約3000人といわれ、非常に患者さ…

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