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コラム

次回予告

次回第111回コラムは、広島大学病院血液内科 特任教授 進藤 岳郎 先生です。5月初旬配信予定です。どうぞお楽しみに。

第50回 内丸 薫 東京大学大学院新領域創成科学研究科メディカル情報生命専攻病態医療科学分野 教授/東京大学医科学研究所附属病院血液腫瘍内科 非常勤講師

キャリねっと コラム50号に寄せて  キャリねっとにご登録の皆さん、こんにちは。キャリねっとの運営責任者をしております東京大学大学院新領域創成科学研究科の内丸です。キャリねっとの運営を開始して約2年が経過しました。おかげ様をもちましてご登録いただいている皆さんの数は着実に増加してきており、ご登録の皆さんに改めてお礼申し上げます。キャリねっとの運営を開始した目的はトップページ、あるいは第1回の私の…

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第49回 神奈木 真理 東京医科歯科大学 大学院医歯学総合研究科 免疫治療学分野 教授

ATLに対する免疫療法の開発に携わって  HTLV-1が発見されてもう30年以上の時が流れました。私はこのウイルスが発見されて間もない頃、血液内科の大学院生になったばかりでしたが、指導教官の先生から、京大ウイルス研の日沼先生の研究室へ行ってHTLV-1の勉強をしてくるようにと言われ、派遣されたのが事のはじまりでした。あまりに謎の多いHTLV-1感染症の研究を続けているうちに、いつの間にか基礎研究…

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第48回 末廣 陽子 国立病院機構九州がんセンター血液内科 科長

力を合わせてATLと闘う  キャリネットの皆様、こんにちは。 私は、血液内科医としてHTLV-1感染によって発症する血液がん「ATL」の診療に携わっています。  ATLは、通常の抗がん剤治療のみでは、なかなか治すことが難しい病気です。ところが最近になって造血幹細胞移植を受けた患者さんの体内でATLの再発を抑えている免疫の力があることが分かってきました。そこで私達は、ATLの再発予防として免疫…

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第47回 田中 勇悦 琉球大学大学院医学研究科免疫学講座 教授

HTLV-Iワクチン開発の現状と護身  こんにちは。田中(ゆうえつ)と申します。琉大医学部で免疫学を担当し、課外活動では日本の武芸(躰道:たいどう)を学生と一緒にやっています。人が生きて行くには危険から身を守ること(護身)と、感染から身を守ること(免疫)が必要です。護身に欠かせない戦闘モードでは強いストレス状態のため免疫細胞が働きません。免疫が働くにはストレスの解除が必要です(後述)。  さて…

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第46回 根路銘 安仁 鹿児島大学医学部保健学科母性・小児看護学講座 教授

キャリアの方の価値観を尊重するために  私は厚生労働省研究班(板橋班)や鹿児島県HTLV-1対策協議会で母子感染対策に関わらせていただいております。そのためキャリア妊婦さんとも多く接する機会があり、栄養法の選択に際しても多くの価値観があること、その選択栄養法の実施でも多くの困難があり、克服していかれた姿を学ばせていただきました。  そのため今回の国のマニュアル改定で少し心配なことがあります。原…

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