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コラム

次回予告

次回第111回コラムは、広島大学病院血液内科 特任教授 進藤 岳郎 先生です。5月初旬配信予定です。どうぞお楽しみに。

第55回 渡邉 俊樹 聖マリアンナ医科大学 特任教授

JSPFADの成り立ちと目的  読者の方々は、JSPFADというわかりにくいアルファベットは一体何なのかと思われるかと思います。実はJoint Study of Predisposing Factors for ATL Development(「ATL発症高危険因子探索の共同研究」)という、全国共同研究・組織の名前です。  この原稿では、このJSPFADの成り立ち・歴史と、現在の活動状況および…

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第54回 野坂 生郷 熊本大学医学部附属病院 感染免疫診療部 准教授

熊本に戻ってきて思うこと  皆様、こんにちは、熊本大学の野坂と申します。前回は、国立国際医療研究センター所属で主に臨床研究についてのお話をさせていただきました。一昨年9月に熊本に戻ってきまして、現在大学病院で診療にあたっております。  今4年に1度の平昌冬季オリンピックが現在行われており(執筆時)フィギュアスケート男子やスピードスケート女子500mでも金メダルをはじめとして、日本選手団の活躍に…

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第53回 俣野 哲朗 国立感染症研究所エイズ研究センター長

HTLVワクチン開発に向けて  国立感染症研究所エイズ研究センターの俣野と申します。当センターは、その名称から、エイズを引き起こすHIV-1感染症の克服に向けた研究のみを行っているように思われがちですが、研究対象とする病原体はレトロウイルスで、HIV-1感染症だけではなく、HTLV-1感染症の克服も重要なテーマとしています。特に、HTLV-1感染拡大の抑制とキャリアの方のATL等の発症予防に貢献…

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第52回 板橋 家頭夫 昭和大学医学部小児科学講座 教授

改定されたHTLV-1母子感染予防対策マニュアルについて  私が研究代表者をさせていただいた平成28年度厚生労働科学研究班(「HTLV-1母子感染予防に関する研究:HTLV-1抗体陽性妊婦からの出生児のコホート研究」)では、医療者向けに改定版「HTLV-1母子感染予防対策マニュアル」を作成いたしました。  妊婦に対するHTLV-1抗体スクリーニング検査が導入される前後で富山大学産婦人科の齋藤滋…

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第51回 垣添 有佳 公益財団法人慈愛会 今村総合病院 臨床試験支援部 治験コーディネーター

はじめまして、キャリねっと  私は、今村総合病院(旧今村病院分院)の血液内科病棟で12年の経験を経て、現在、臨床試験支援部でCRC(治験コーディネーター)として勤務しています。病棟では、ATLを発症した患者様やご家族と共に、治療に対しての不安や悩みをはじめ、社会的な問題について一緒に考えサポートして参りました。病気の進行が早い疾患でもあり、担当医から病名や予後の告知を受けて精神的なショックを受け…

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