コラム
次回予告
次回第120回コラムは未定となります。
掲載予定が決まり次第ご案内いたします。どうぞお楽しみに。
第84回 柘植 薫 香川大学医学部附属病院 がんセンター 臨床心理士
HTLV-1キャリアマザーの心とともに 皆様こんにちは。約5年ぶりの投稿となりました。どうぞよろしくお願いします。 以前よりも現在はキャリアの方が相談できる機関は増えましたが、断乳した思いを十分に相談できていないという現状が報告されており、キャリアマザーの心のサポート体制の充実は依然として求められています。 3年前に、私が妊婦健診で自身がキャリアとわかった方へ行った調査でも、「出産…
第83回 吉満 誠 鹿児島大学病院 血液・膠原病内科 准教授
ATLへの同種造血幹細胞移植 キャリねっとの皆さま、はじめまして。 鹿児島大学病院 血液・膠原病内科 吉満誠と申します。生まれも育ちも大学も鹿児島の私ですが、HTLV-1のことをほとんど知らずに、大学生活を過ごしていました。大学4年生の時、当時ウイルス学の園田俊朗教授の講義で、巧妙に人の細胞に寄生するレトロウイルスのふるまいを学び、衝撃を受けたのを覚えています。また5年生の時に米国マイアミ大学…
第82回 牧山 純也 佐世保市総合医療センター 血液内科 医長
地方都市におけるHTLV-1キャリア対応とATL患者診療 皆さんこんにちは。佐世保市総合医療センターの牧山と申します。皆さんご存知の通り、HTLV-1感染者は、日本では九州・沖縄、紀伊半島、西南四国などに多いことが報告されています。私が現在勤務している長崎県佐世保市は長崎県の北部に位置する人口約25万人の地方都市で、HTLV-1感染者が多い地域の一つになります。しかしながら、このような流行地域…
第81回 三浦 清徳 長崎大学大学院医歯薬学総合研究科産科婦人科学分野 教授
長崎県におけるHTLV-1母子感染防止対策 長崎県では、1987年より現在に至るまで33年間継続して、県内のヒトT細胞白血病ウイルス1型(HTLV-1)母子感染に関する専門家(産婦人科、小児科、血液内科、ウイルス学、臨床疫学など)が協力して、HTLV-1母子感染防止に取り組んでいます。これまで、長崎県全域の産婦人科において、のべ34万人以上の妊婦を対象にHTLV-1スクリーニング検査を行い、8…
第80回 小出 馨子 昭和大学医学部 産婦人科学講座 講師
昭和大学病院産婦人科のHTLV-1外来について 私は2015年からこの外来を担当しています。週1回1時間の完全予約制です。対象はHTLV-1キャリアと診断された妊婦さん・褥婦さんですが、HTLV-1抗体スクリーニング検査の結果が陽性・判定保留(確定検査未実施)の妊婦さんが受診されることもあります。受診者さんの約8割が他院で妊婦健診を受けられていることもあり、初診時の受診者さんの状況はさまざまで…