コラム
次回予告
次回第118回コラムは、宮崎大学医学部 感覚運動医学講座 皮膚科学分野 教授 天野 正宏 先生です。11月中旬頃配信予定です。どうぞお楽しみに。
第112回 中野 和民 国立感染症研究所 次世代生物学的製剤研究センター 第三室 室長
日豪HTLV-1共同研究:北半球と南半球の異なる環境と文化の中で同じウイルスに立ち向かう 日本はHTLV-1感染者の数が多い国として知られており、日本人研究者や医師がATLとその原因となるHTLV-1の発見に大きな貢献をしたことから、日本はHTLV-1研究と治療法開発で世界をリードしています。日本とならびオーストラリアにも多くの感染者がいるとされていますが、実は2010年代前半まで世界的に…
第111回 進藤 岳郎 広島大学病院血液内科 特任教授
広島で出会うHTLV-1 キャリねっとの皆さんこんにちは。2023年8月より広島大学病院血液内科で仕事をしております進藤岳郎です。ここキャリねっとには第70回および第94回以来3回目の登場になります。前2回は私の前任地 京都大学での仕事内容を中心に、私とHTLV-1との出会いやつきあい、またHTLV-1専門外来で感じたことなどを紹介しました。今回はそんな私が広島に来てからの気付きについてご…
第110回 楠本 茂 愛知県がんセンター 血液・細胞療法部兼輸血部 部長
日本HTLV-1学会登録医療機関認定を受けて キャリねっとの皆様、平素より大変お世話になっております。 愛知県がんセンター血液・細胞療法部および輸血部所属の楠本茂(くすもと しげる)と申します。僭越ながら、自己紹介をさせていただきます。 私は徳島県出身で1997年に名古屋市立大学医学部を卒業、名古屋市立大学病院第二内科(現在の血液・腫瘍内科学)に入局、2年間の大学病院研修のち、静岡済生会総合…
第109回 安永 純一朗 熊本大学大学院生命科学研究部 血液・膠原病・感染症内科 教授
登録医療機関を訪ねてシリーズ:熊本大学病院でのHTLV-1キャリア対応 キャリねっとの皆様、はじめまして。熊本大学大学院生命科学研究部、血液・膠原病・感染症内科の安永純一朗と申します。今回初めてコラムを担当致しますので、自己紹介をさせて頂きます。私は熊本出身で1995年に熊本大学医学部を卒業、熊本大学医学部附属病院第二内科(現在の血液・膠原病・感染症内科)に入り、大学病院とその関連病院(球…
第108回 梅北 邦彦 宮崎大学医学部内科学講座免疫感染病態学分野 准教授
ペルー訪問で感じたHTLV-1感染症の国際的課題 【2023年6月ペルー訪問】 宮崎大学医学部は、南米ペルーに所在するカジェタノ・ヘレディア大学およびサン・マルコス大学医学部と学術協定を締結しています。私は海外交流担当教員の1人として、新型コロナウイルス感染症の収まりつつある2023年6月、同協定校およびペルー国立感染症研究所を訪問する機会をいただきました。また、私は、日本医療研究開発機構(…