キャリねっとHTLV-1 キャリア登録サイト

コラム

次回予告

次回第114回コラムは、聖マリアンナ医科大学 難病治療研究センター 病因・病態解析部門 助教 堀部 恵梨佳 先生です。「声の架け橋~HTLV-1電話相談~」(仮題)についてご執筆いただきます。8月中旬頃配信予定です。
どうぞお楽しみに。

第108回 梅北 邦彦 宮崎大学医学部内科学講座免疫感染病態学分野 准教授

ペルー訪問で感じたHTLV-1感染症の国際的課題 【2023年6月ペルー訪問】 宮崎大学医学部は、南米ペルーに所在するカジェタノ・ヘレディア大学およびサン・マルコス大学医学部と学術協定を締結しています。私は海外交流担当教員の1人として、新型コロナウイルス感染症の収まりつつある2023年6月、同協定校およびペルー国立感染症研究所を訪問する機会をいただきました。また、私は、日本医療研究開発機構(…

続きを読む

第107回 納 光弘 元鹿児島大学第3内科教授、公益財団法人慈愛会 会長

HAM発見の経緯  HAMはHTLV-Ⅰ associated myelopathy の頭文字を取って1986年に私共が命名した脊髄疾患です。  HAM発見の歴史は、鹿児島大学医学部第3内科の初代井形昭弘教授が教室を創設した1971年にさかのぼります。  私も当初より第3内科の一員として参加しましたが、当時、教室をあげて行った疫学調査の結果、鹿児島に痙性脊髄麻痺が多いことと、その臨床像が特異…

続きを読む

第106回 下敷領 須美子 前神戸女子大学看護学部教授 助産師、看護師

HTLV-1キャリアママ(妊婦さんも胎児のママ)への支援を考える  キャリねっとをご覧の皆様、初めまして。「HTLV-1母子感染予防対策マニュアル(第2版)」に研究協力者として参加させていただいた助産師の下敷領須美子と申します。  助産師は古くは「取上婆」「産婆」と呼ばれ、江戸時代からすでに職業として存在していました。名称は産婆、助産婦、助産師とかわり、働き方も地域にとけ込み自宅に駆け…

続きを読む

第105回 伊藤 歩 国立がん研究センター中央病院 造血幹細胞移植科 医長

アグレッシブATLを対象としたレジストリ・バイオレポジトリ研究のご紹介  キャリねっとをご覧の皆様、はじめまして。国立がん研究センター中央病院の伊藤と申します。今回は、私達が取り組んでいる「アグレッシブATLレジストリ・バイオレポジトリ研究」について、紹介させていただきます。聞き慣れない言葉かと思いますが、「レジストリ」は患者さんの診療情報を収集したデータベース、「バイオレポジトリ」は実験室で研…

続きを読む

第104回 長谷川 ゆり 長崎大学医歯薬学総合研究科 産科婦人科学分野 准教授

産婦人科診療ガイドライン産科編2023とHTLV-1母子感染予防 キャリねっとの皆さん、初めまして。長崎大学産婦人科の長谷川と申します。今回はHTLV-1の母子感染予防について、先日発刊になりました産婦人科診療ガイドライン産科編2023にも掲載された内容についてご説明いたします。  妊婦健診では全妊婦さんに対してHTLV-1のスクリーニング検査を遅くとも妊娠30週までに行うことになっています。…

続きを読む

トップへ